四国八十八ヵ所巡礼の旅 -7 (2011.3/3〜28)
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宇和島から内陸へ向かい41番龍光寺、42番佛木寺(ぶつもくじ)へ。佛木寺を過ぎた標高400mの歯長峠あたりで雨が降りだした。43番明石寺(めいせきじ)から内子町へ。内子には古い街並みの保存地域があリます。明治時代にはハゼの木から採取した木蝋(もくろう)の製造で大層栄えたらしい。木蝋は海外にも輸出され、この地域一帯には立派な作りの家がありました。
今日の宿は内子から山にはいった民宿来楽苦(くらく)。夕食はなぜか精進料理だった。 客は7人。明日は天気予報では雨。ここからはかなりの登り坂がありそう。
<3月16日(金)>
今朝は雨。民宿来楽苦からは約500mの登り坂がある。リスクヘッジとして宿の主人に峠まで車を飛ばしてもらうことにした。予報は終日雨だったが、お陰で9時過ぎには止み、次第に天気は回復してきた。
それにしてもだ。峠の多いルートでありましたぞ。45番岩屋寺は標高670m。少し下って44番大宝寺。そして、標高720mの三坂峠。そこからは一気にダウンヒルで松山へ。リスクヘッジのおかげで3時すぎに46番浄瑠璃寺に到着した。岩屋寺ではオレンジ色の僧衣をまとったチベット僧が訪れていました。明日は道後温泉で休養です。
<3月17日(土)>
今日は道後温泉で骨休みだ。浄瑠璃寺から道後までの15キロの距離に多くの札所がある。47番八坂寺、48番西林寺、49番浄土寺、50番繁多寺と51番石手寺。
路の中には色んな人がいます。仕事は運転手と言っていたが、時間を見つけて今回で78回目という人がいた。旅費だけでも相当な額になるはずだ。一度くるとまた来たくなるらしい。四国病というヤツだ。いい湯だった。ではまた。
<3月18日(日)>
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